長年使っていたiPhoneが古くなったので、さて、次は何の電話にしようかと悩んだあげく、iPhoneから離れることに決めました.
Samsung Galaxy SIIを選びました.というよりも、息子がこの機種を1ヶ月前に買ったのですが、彼の会社が携帯のキャリアーを変えるということで、この電話が使えなくなったのもひとつの要素だったんです.
Steve Jobsの本を読んで以来、私の心の中にはAppleから離れていこうという気持ちが日に日に強くなってきました.
彼は、天才であるけれど、皆をコントロールしたいという気持ちが以上に強かった人のようです.その彼の変質的な要望がAppleの製品には出ているんですよね.
「とにかくシンプルに」
「利用者が簡単に使えるように」
「ソフトウェア、ハード、そしてアップをAppleがコントロールして、他の人に中身をさわらせない」
この3つがAppleの製品を他の製品とかけ離れたものにした理由だと思います.
シンプルなのは私も好きです、しかし、「利用者が簡単に使えるように」というのは、最初は良いですが、結局ひどく面白みのない商品となる可能性も強いのでは? 与えられたものを喜ぶ消費者を彼らは作り上げているのではないか?
これはひょっとして、私たちの考える能力を減退させていくのではないかしら?
さらに、Appleはパソコン、電話をコントロールするということで、その中にアップとして載せるものすらもコントロール力を持っているという事実がすごく私はこわいです.
iPadで新聞が読めるということは便利ですよね.しかし、購読者の個人情報を持っているのはAppleなんです.新聞会社ではありません.ということは、Appleが新聞の記事の内容をコントロールすることだって可能なわけです.メディアでここまで大きい力を一つの会社が持つのは、いやぁ、どうなのでしょう?
ま、とりあえず、いろいろ考えたあげく、電話はAppleから離れました.おそらく、近い将来にパソコンもマックをやめようと思います.使いやすいけれど、でも、つまらない部分がたくさんあります.(なんて、パソコンのパの字もあまりわかっていない私が偉そうにいうのも気が引けますが)
iPhone、iPad、iPod、iTune、マックのパソコン、とこのAppleに取り込まれた環境が息苦しくなっています.
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Posted in アメリカ, 生活, アメリカ人
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