ケーシーアンソニー、ベイビーエイラ、と言う女性たちの名前に聞き覚えはありますよね.どうして、朝のニュースでこれほど、同じようなニュースがくり返しくり返し取り上げられ、そして消えていきます.
子供が行方不明になった親の心の痛みは計り知れないものがあるだろうけれど、どうも視点がそこからずれて、歪んだニュース制を感じてしまうのですよ.視聴者が興味を持っているからいつまでも話題として取り上げられているのでしょうね.取り上げられている子供たち以外にだってたくさんいなくなっている子供たちがいると思うのですが、なぜか、同じ子供たちの名前がくり返し、くり返し聞こえてきます.
あちらこちらでいろいろな子供たちが行方不明になっています.誘拐などで子供のみの安全が確認できない時には、Amber Alertが流されます.おそらくハイウェイでサインを何度も見ていると思います.名前、年齢、髪の毛の色、目の色、衣服の様子が記され、いつ、どこでいなくなったかなどが明記され、警察に電話するように、というメッセージが流れます.
子供の事件でほとんどといってよいほど関わっているのが親たちのようです.
離婚、別居、家庭内暴力と問題を抱える家庭での子供の位置を考えさせられます.結婚は続けたくないけれど、子供はかわいい、と思う親の気持ち、離婚時における養育権の取り合い、親の麻薬、アルコール依存症など原因はいろいろとあります.そこで、犠牲になっているのは子供たちなのですよね.
離婚した相手との間にできた子供を相手の了解なしに連れ出したらそれで誘拐と見なされることだってあります.だれでも罪に問われたくないですから.「こう言った」「ああ言った」という議論が始まるのが日常茶飯事.
子供ほど親の宝物はありません.ただ、宝物は授かり物であり、自分の既得権でも持ち物でもないはず.自分の権利を振りかざす人たちの目には子供たちの権利は入っていないのかもしれません.
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