hunting を趣味にしている友人がいます。彼は,シカ,かも,アヒルなどを撃ちます。
ライフルでは銃弾が飛ぶ距離が長いために,デラウェア州では散弾銃を使うように義務づけられているそうです。
「私は猟に反対」といったところで,まったく肉を食べないわけではないですから,説得性はほとんどありません。目の前で殺すのと,見えないところで殺すことの違いでしかなくなります。(でも,鶏肉はときどき食べますが。牛,豚は,めったに食べません) しかし,やはり自分の撃った銃の弾が目の前で息をしている動物を殺す,と思うのは我慢ができません。
でも,アメリカでは狩猟はスポーツの部類に属するようですし,きちんとライセンスをもらえば、いくつかの銃を持てます。免許証をもらうときに,いっしょに銃所持の許可証をもらえる州もあります。
そして,前もって何頭殺したいかを考えて、チケットを購入しなくてはならないのですよ。驚きました。ライセンスだけでよいのかと思っていたのですが,そうではないらしいです。ライセンスと殺すチケットは別ものなんですって。さらに,あひるなどもチケット制だそうですよ。デラウェア州でのライセンスはペンシルバニア州では用をなしません。ペンシルバニア州でも猟をしたければ,ペンでも,買う必要があります。
殺したシカは肉屋さんに持って行って内臓をとったり,処理をしてもらってから,肉だけを家に持って帰ってくる人もいれば,自分ですべてやってしまう人もいます。
肉を,おしょうゆ,ソース,ニンニク、こしょうなどのたれにつけてマリネードし、それを乾燥機に入れてビーフジャーキーならず,アヒルジャーキーを作ることもできるんですって。世の中,いろいろなことが起きていますねぇ。自分の知識のせまさに驚かされること多々です。