Category Archives: 日本

白鵬、把瑠都、実は、日本人より日本人ぽい?

久しぶりの日本人大関誕生、ということで、話題になっている稀勢の里もたいしたものですが、私はそれ以上に、白鵬、榛名富士、把瑠都たちに拍手を送りたい気持ちでいっぱいです.というのは、私たちと負けず劣らずのていねいな日本語を話し、つらいけいこをこなし、良きにせよ悪しきにせよ日本の伝統がつまっている相撲界の中でここまで上りつめてきているのですもの.

横綱に日本人がいなくて寂しい、という意見もわかるのですが、私は、日本のことを理解し、国技であると言われる相撲の道を進んでいく外国人がいることがとても嬉しいんですよね.

白鵬のインタビューを聞いていると、すごいなぁ、と感嘆詞を漏らさずにいられません.きちんとした敬語を話すだけではなく、日本語の言い回しもきれいですし、さらには、気持ちをきちんとインタビューの中で伝えていますからね.これだけできる人、日本人の中でもそう多くはいないのではないでしょうか?

日本に来て風習、伝統を受け止め、それとともに生きていいく彼らをぜひ、いっしょに応援しませんか?

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手でついたお餅が日本から届きました.

主人のおじさんから、毎年、この時期に手でついたお餅が送られてきます.私はこれをいつも楽しみにしています.

ただ、日本からですので時間がかかること、また、防腐剤をまったく使っていないために、「青カビ」が生えてくることが多いんです.「青カビ」なんて、今の子供たち、見たことがないのではないかしら?

しかし、食いしん坊の私は、しっかり、その青カビをていねいにナイフで削り取って、小分けにして冷凍します.よく、古くなった食品には発がん性物質が含まれることがある、なんて聞きますが、一年に一回のことですから、全然心配していません.それより、せっかくのお餅を捨てる方が、私の精神衛生には悪いんです.

そして、今晩は、お雑煮にしました.我が家は関西系のお雑煮なので、大根、里芋がはいったみそ味仕立てです.実は、私はそこに生シイタケやらにんじんを入れてお野菜たっぷりにしたかったのですが、きっと主人が嫌がるであろうと、やめました.

お餅は日本のスーパーで買ってくるものとは味が違うのはもちろん、伸び方がこれまた、すごいんです.にゅーっとのびます.

ちょっと多めに作ったので、明日のお昼ご飯も、またお雑煮にしようと思っています.飽きたら、磯辺も良いですし、安倍川餅もおいしいですよね.日本に行った時に、黒豆きな粉をしっかり買ってきました.これがまたおいしいんです.

あ〜、やっぱり日本人なんですよね.

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紅白歌合戦はミニスカートで埋め尽くされる?

TVジャパンが気をきかしてくださったので大晦日の夜に紅白歌合戦を楽しむことができました.

私は歌が大好きで、比較的どんなジャンルのものも楽しんできけるのですが... 今回はちょっと.... 歌を聴くというよりも、ステージの上にいる人を視覚で楽しませることが目的なのであろうか、よくわからなくなりました.

まぁ、演歌あり、J−ポップあり、韓流あり、いろいろと楽しめるお子様ランチ状態のようでした.

ただ、何でもかんでも、ミニスカートのとっても若いお嬢様たちたちがうしろでわさわさ踊る必要はなかったのではないかしら?

聴きたい歌をじっくりききたい時に、じわじわと足を出した美しどころが押し寄せてくると、聞いている方も落ちつきません.

もっとも、紅白歌合戦はお祭りだから、歌を聞こうと思った私が悪かったのかしら?

和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」はしっかり聞けたのでよかったぁ.あのときうしろに、ぽこぽこと人影が動いていたらTVに何かを曲げつけていたかもしれません.

耳で音楽を聞く時代から目で音楽を見る、というか歌っているアーティストを見る時代なんですよね.ということは、姿形がよくないとダメなのかしら? 本当の才能が隠れてしまわないか心配になります.

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New York のユニクロ、サービスがねぇ。

ニューヨークの5番街と53丁目の角にあるユニクロ、3階建てかな? で売り場面積もとても大きいお店です。店の中は明るいし、きれいにものは並べられているし、一応、店員さんたちもそれなりに教育を受けてきたのかな? と思わせる動きを見せていました。

正面はガラスでとてもきれい。

正面からエスカレーターに乗ってしまうと、Plus Jには行き着けません。階段でいくか、一度エスカレーターに乗って上まで行って階段で降ります。

Plus Jではいくつかの商品がお買い得になっていたので、ラッキー、とばかりにセーターとスカートを買いました。しかし、外は雨がふっているし、これからさらに雨は強くなる、という天気予報。イヤだなぁと思っていたら、日本のように、きちんと紙袋にビニールをかぶせてくれました。

しかし、それを見た別の女性。

「あら、3階で支払いを済ませた時にはこんなビニールかけてもらえなかったわ」ですって。ユニクロさん、きちんと教育しましょうよ。

あちらこちらで写真を取り、どうしても気になっていたセーターを買いに戻ると、また、店員さんは元気よく

「次のお客様、こちらへ、」ともちろん英語ですが手をあげてくれます。

しかし、カウンターに行って「この荷物とまとめて入れてくれます?」という私を無視して、彼女は隣のレジの人とおしゃべり。だから、くり返してまとめてもらえるように頼みました。外を歩いていたので、ビニールにはたくさん雨粒がついています。それを一度はずして、また、同じびしょぬれのビニールをかけようとするから、せっかく買ったセーターに水滴が流れています。日本だったら気をきかせて新しい乾いたビニールをかけてくれるだろうになぁ、と思うのは日本への期待が大すぎますか?

もし、本当に店員の教育をするつもりがユニクロにあるのなら、もうちょっとがんばってみて下さいよ。

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原爆を落としたアメリカはどこまで事実を知ろうとしているのだろうか

原爆でどのような被害があったか、よりも、原爆を落としたことで戦争を終わらせた手段として価値があるものだ、という意見を持つアメリカ人がたくさんいます.原爆を落としていなかったらいつまで戦争が続いていたかもしれないし、それによる被害者はアメリカ、日本のどちらでも膨大な数にのぼっただろう、というのが理由付けです.

もしかしたら、そうかもしれない.しかし、原爆は軍事施設ではなく一般市民のもとに落とされた爆弾であることを、どこまでこの国民は把握しているのだろう、と疑問に思います.

Pearl Harbor での被害については大きく報道されますが、しかし、広島、長崎における被害はほとんど報道されません.ここは、日本側も唯一の被爆国としてもっともっとニュースを外に出していかなくてはいかないんですよ.ヒットラーのユダヤ人への迫害については本もたくさん読ませるし、今でもいろいろなところで取り上げられているというのに.

戦争の基本的なルールとして、軍事施設には攻撃をしてもよいけれど、一般市民は攻撃してはいけない、というのがありますよね.一応、真珠湾攻撃は軍艦をねらったもの.もちろん、戦争ですから、一般市民に被害がでないはずがありません.しかし、一般市民が住む住宅地をねらった攻撃ではありませんでした.(たまたま、開戦宣言が遅れた、という事実はいつまでも日本にとったら汚点になっていますが.)

これに対して、アメリカは東京大空襲を始め、広島、長崎を攻撃しているんですよね.これに対して、彼らはどういう意見があるのだろう?

いずれにしても戦争はしてはいけないもの、絶対に避けなくてはいけない、というのが私の信じるところですが、アメリカはいまだに戦争をし続けている... もちろん、他の国に手を差し伸べたい、という気持ちもそこにはたくさんあります.しかし、犠牲者は次から次へと出ています.アメリカ本土(ウーン、古い言い方ですね)は、家族が兵士として参戦している方達をのぞいて、のほほんと生活している人が多い.これでいいのだろうか? 「強いアメリカ」という観念にとらわれず「平和を守れるアメリカ」に変わっていかなくてはいけない、ととっても思います.

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あなたの家、冷房が強すぎません?

日本へ出張していた男性が帰ってきたので、「どうだった?」と聞くと

「オフィスの冷房を85°F(約30℃)に設定してあったから、暑くて居心地が悪かった」そうです.

「エネルギーが足りなくなるかもしれないから仕方がないよね」と言いながら、付け加えずにはいられませんでした.

「この国は、スーパーに行っても、レストランに行っても、歯医者に行っても、冷房がききすぎているから上着を持ち歩かなくては行けないのよね.電気は底なしにあるわけじゃないのに、もっと、エネルギーに対する考えを変えた方が良いと思うのだけど」(私の友人の家など約20℃にしていますものね、驚きです)

彼曰く、

「ぼくもそう思ったんだ.家に帰ってみて、それまでは感じなかったけれど、すごく寒いんだよ.冷房の設定温度を低くしすぎている、と反省して何度か温度を上げたよ」

ここ数日は猛暑が続くそうですから、ますます消費電力量は上がるでしょう.でも、気温が低い朝のうちは窓をあけて冷房ではなく自然の風の涼しさに頼るとか、カーテン、ブラインドで日差しを遮るとか、いろいろな努力をしなくては、我慢ができない人間ができ上がりそうです.

それでなくても、地球温暖化が叫ばれて、今年はどうも気候が不順です.アメリカでは40州以上が最高気温が平年以上.そして日照りのために農作物に被害も出ています.日本も以上に暑いようですよね.今のうちから我慢して、省エネの生活に慣れなくてはならないアメリカ人の人たち.ぜひ、がんばって欲しいものです.

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何となく間が抜けて感じるアメリカ独立記念日

明日は7月4日。独立記念日です。あちらこちらでは、花火、パレードなど、いろいろな催し物が計画されているようです。スーパーマーケットでは、アメリカの国旗の色、赤、白、ブルーの紙皿、ナプキン、テーブルセンター、さらには、アイシングも愛国心ばっちりのクッキー、ケーキも並んでいます。色がどぎつくてちょっと食べる気にはなれませんが。

また、バーベキューをするときに衛生面に関する注意点もニュースになっています。生肉を洗ったら手を洗おう、肉は中まで焼こう、冷蔵庫から出した肉は常温で長い間放置しないようにしよう。調理済みの肉も食べないなら冷蔵庫にしまおう、と私たちなら、当たり前のことが取り上げられているのにはちょっとビックリ。

実は、ウィルミントンは予算がないために花火を中止、というニュースが流れましたが、企業がお金を寄付して、どうにか実行されるようです。お天気が良いといいですね。

しかし、この記念日、こう言ったら申し訳ないのですが、私にはどうも間が抜けてしまいます。アメリカへの愛国心? あるような、ないような。(これはずるい感覚かもしれませんね。)私はアメリカ市民権は取っていないので、星条旗を振って、パレードに参加する気持ちにもなれません。花火は「あ、きれい」と思って楽しめるでしょうが。(アハ)

他の休日とあまり変わらない休日なのですが、まわりがもりあがるだけ、自分に取っては間が抜けた休日のように思えるのかも。

考えてみると、日本の休日で、ここまで国民がもりあがる休日ってありませんよね。お正月? お盆? でも、どれを取ってみても、愛国心を象徴する休日ではありません。自分の国を愛することは間違っていないはずなのに、「愛国心」という言葉を書くだけで、変な印象を持たれる方もいらっしゃるのでは? でも、もう少し、自分の国である「日本」を大切にする心を表現しても良さそうなのですがね。

他の国から独立戦争で勝って独立した国と、数千年も昔から、ずっと自分の国で居続ける日本との違いかもしれません。過去のことと現在をごっちゃにすることなく、今の日本を愛する気持ちは大切にしましょうよ。

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肥満の国、アメリカでのランチ。食べたいものがない。

友だちとランチに出かけようと思っても、さて、どこに行こうか? といつも悩みます。

だって、ピザ、ハンバーガー、サブ、フライドチキン、そんなもの(といったら申し訳ありませんが)積極的にわざわざ食べに出てきたい、ものではありません。食欲をそそられないんですよね。

そんなんだったら、おそばをゆでて、おネギを刻んで食べたり、自分で焼いてパンでサンドイッチを食べた方がずっとおいしい。

そうそう、ランチの定番というか、サラダを注文する人が少なくありませんが、「なんかねぇ」という気持ちになります。だって、サラダこそ自分で作れるんですもの。それに、塩分、油分たっぷりのドレッシングをかけたら、ダイエットどころかかえって身体に悪そうです。自分で、レタスを洗って、トマト、キュウリを刻んで、チコリ、アギュレラを足し、そこにナッツ類、ドライフルーツ、ゆで卵、モッツァレラチーズをのせたら、もう大満足のレタスができ上がります。ドレッシングなんていりません。

ちょっと、甘いものがほしいな、と思う時のために、今日はシナモンロールを焼きました。主人があまりシナモンが好きではないので、生地を半分にわけて、片方はシナモンロールを作り、もう半分で、あんぱんとジャムパンを作りました。マーマレードを入れようとしましたが、とろっとしすぎていたので、シナモンロールのように、生地を伸ばして、そこに薄く敷き詰めてロールにまいてから切って焼いたんです。

自分で食べたいものは自分で作らないといけないのが、アメリカの地方都市住まいの悩みです。ファーストフードの店なら見飽きるほどありますが、「あ、ここに行きたい」というレストランに出会うことはほとんどないですね。

それに比べると、日本はおそば屋さんもあるし、おいしいパンやさんも、おにぎり屋さんも店を並べているから、好きなものを選べますよね。何とうらやましい!

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歌い続けるアメリカのアーティスト、アイドル(?)になる日本の歌手。

ミュージックステーションを見ていて、ふっと思いました。

アメリカ人のアーティストのほとんどはアイドルの路線に行かずに、歌手なら歌手として生きていく人たちが多いのに、それに比べると、日本のいわゆる人気歌手は「歌」というよりバラエティー番組に生きていっているのかなぁって。

ま、人それぞれですからよいのですが、この違いはいったいなんなのでしょうね。

Beach Boys, Chicago, Bruce Springsteen いまだに根強い人気を保っています。カントリーシンガーなど、その最たるものかもしれない。それに比べて。。。日本でずっとがんばっている人たちを考えると、演歌歌手の方々がまず浮かびます。そうだ、それにサザンオールスターズ、小田和正さん、ミスチルなどはまだまだ、しっかりがんばっているなぁ。でも、こういう方達は、もとから人気歌手といいながら、自分たちの主張をもっていたような気もするし。よくわからん。要するに、売り出し方の違いかしら?

ルックスとファッション性で売り出す場合も少なくないだろうし,また、イヤ、この年の私から見ると、着せ替え人形のような服のお嬢ちゃまたちが、しかも大勢で歌っている人が多いんですよ。一人の人の歌唱力がどうのこうのと言っている場合じゃないみたいですね。「かわいらしさ」が売り物かな? 中には、ものすごい才能を持っている人がいるかもしれないけど、今の、人気アイドルのカテゴリーにはめ込んでいたりして。

スミマセン。ひどく疑問に思ってしまったものですから。

そうそう、疑問と言えば、Exile はなぜあんなに大所帯なのでしょうか? これは、アメリカ人の人たちもよく聞かれます。
「そういわれてもねぇ。直接、電話でもして聞いてみたら?」としか言いようがありません。

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カリフォルニアで見つけた日本応援グッズ

3月の東北大震災から早いものでもうすぐ3ヶ月がたちます。被害にあわれた方達にとったら,この3ヶ月というのはどういう時間だったのでしょう?

自分の家族の安否に不安な日を送られた方達,救済の手が伸びずにイライラされた方達,とにかくがんばって生きようと,前を見ることに一生懸命な方達,いろいろな時間だったと思います。

日本に住む人たちだけでなく,海外に住んでいる私たちも,何かができないか,ときっと多くの方が気をもんだ(?)のではないかと思います。あちらこちらで募金の箱を見かけますし,ファンドレイジングのディナー,コンサート,クックアウトなど行われているようです。

今回の旅行で,こんなものを見つけましたので,紹介します。

何と可愛い,キティちゃんのエコバッグ



これは,マルカイというスーパーで見つけたもの。10ドルでした。これをレジで買っていたら,次に並んでいた女性に
「あら,可愛い。私も買いたいわ。どこにあったの?」と聞かれました。彼女もおそらく買っていったと思われますよ。売り上げが寄付されるそうです。

そして,

息子が買いました




これは,リトルトーキョーのお店で買ったもの。お店の名前がですね,覚えていないんです。ごめんなさい。確か,日本村プラザを駅の方から来て抜け,資生堂の角を左にまがった1軒目か2軒目のT-shirts を売るお店です。お店のご主人はとても感じが良い方で,息子がどのサイズを買うか,前にあわせて悩んでいた時も,ニコニコとして見ていらっしゃいましたし,他のサイズをお願いしたときもすばやく裏から出してきてくださいました。ありがとうございました。

息子が着ているのがMサイズ。長男にSサイズを購入しました。しっかり,次の日に次男はこのシャツを着てビーチに行きました。

時間が流れて行くにつれて人々の気持ちが,被災者の方たちから離れて行きませんように。これからが復興のために本腰を入れる時ですものね。夏が終われば寒い冬の凖備もしなくてはなりません。私たちにできること,できるだけしていきましょうね



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