手でついたお餅が日本から届きました．

主人のおじさんから、毎年、この時期に手でついたお餅が送られてきます．私はこれをいつも楽しみにしています．

ただ、日本からですので時間がかかること、また、防腐剤をまったく使っていないために、「青カビ」が生えてくることが多いんです．「青カビ」なんて、今の子供たち、見たことがないのではないかしら？

しかし、食いしん坊の私は、しっかり、その青カビをていねいにナイフで削り取って、小分けにして冷凍します．よく、古くなった食品には発がん性物質が含まれることがある、なんて聞きますが、一年に一回のことですから、全然心配していません．それより、せっかくのお餅を捨てる方が、私の精神衛生には悪いんです．

そして、今晩は、お雑煮にしました．我が家は関西系のお雑煮なので、大根、里芋がはいったみそ味仕立てです．実は、私はそこに生シイタケやらにんじんを入れてお野菜たっぷりにしたかったのですが、きっと主人が嫌がるであろうと、やめました．

お餅は日本のスーパーで買ってくるものとは味が違うのはもちろん、伸び方がこれまた、すごいんです．にゅーっとのびます．

ちょっと多めに作ったので、明日のお昼ご飯も、またお雑煮にしようと思っています．飽きたら、磯辺も良いですし、安倍川餅もおいしいですよね．日本に行った時に、黒豆きな粉をしっかり買ってきました．これがまたおいしいんです．

あ〜、やっぱり日本人なんですよね．

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外国，人々を情報に踊らせないために。

日本国民はもちろん世界各国が原発事故の行方を見守っています。
しかし，外国では情報のなさの不安から憶測で，そして、自国の物差しで，さらには個人的な情報で日本の状況を放映していることはもう書きましたよね。
アメリカに住んでいるので，ここのことしかわかりませんが，今は，リビア情勢に皆の関心が行っています。事件があると，その報道をキャンキャンと立て続けに流したかと思うと，突然，ぱたっと次の話題に移ります。それまで伝えていたニュースのことなど忘れてしまったかのように。

世界各国でいろいろなことが起きているからすべてをカバーしようとするのは無理なのですが，これでは，情報の中で溺れる人が出てきてもおかしくないですよね。

そして，ニュースを見る私たちがどれだけ受け取る能力があるかも大切な要因です。マイクロシーベルトという言葉は知っていても，その基準値、安全な数値，危険値が人間に及ぼす被害など，関連づいた知識がないと何の判断もできません。値が１０倍になりました。と言われても，最初が0.01のものが１０倍になったのと，１０が１０倍になったのでは出てきた数字の大きさも桁が変わってしまいます。

また，IAEAなどの国際機関のニュースを読んだり，聞いたりする機会は私たち国民にどれくらいあるのでしょう？　人々を情報に踊らせるのではなくて，もし，本当に正しい情報が欲しかったら，「この機関のウェブサイトに行ってください」「これが，今日発表されたこの機関からのニュースのコピーです」と言う，人々を賢く教育する方向に持って行くのが本当のメディアの役割ではないでしょうか。

そして，日本の政府は，中立の立場である，国際機関にいち早く情報を提供すること。そうすれば，どの国からも「情報隠蔽」なんて責められることはありません。責められたら，「ここに連絡してください」とはねのけられるのですから。

このようにして自分たちの身（この場合，日本政府）を守ることを日本人は勉強していかなくてはならないのかもしれませんね。

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