今朝のニューヨークタイムスでおもしろい記事を見つけました.
ニューヨーク近郊を走る電車などの座席サイズの拡大についての話題です.
肥満が増えるアメリカでは、トイレの便座からソファなどいろいろなサイズが大きくなっています.そういえば、これはオハイオ州の町は忘れましたが、入ったレストランで感じたこと.便座がひどく大きくて「あれ?」と思ったんです.そう思いつつレストランの中に戻ると食べていらっしゃる方達は確かに大きい... そうか、しかし、便座はおそらくサイズだけではなく強度も補強されていたと思います.そうでないと、こわれてしまう可能性がありますものね.
1984年に川崎重工(だと思います)によって作られた座席の幅が17インチで一応、お尻の大きさが13インチから23インチの人が心地よくすわれるサイズだそうです.17インチと言うと、2.54センチで計算すると43センチちょっと.23インチは58.4センチくらいですね.なるほど.日本人なら十分なサイズだと思いますが...
あたらし車両に変えていくには、というより近い将来に変えなくてはならなくなるのでしょうが、人々のサイズはもちろん、重量に耐えられること、さらには、電車の中で仕事をする人たちへの考慮など、いろいろな条件を満たす車両を作ることが求められます.「求めよ、さらば与えられん」で良いのだろうか、少し我慢するとか、体型をスリムにするとか(これは本人の健康にもかかわりますものね)考える姿勢を見せる人たちを奨励するようなプログラムが見えていないのが気になりました.
日本でも着膨れラッシュがありますが、アメリカの座席も着膨れ窮屈が起きますからね.それでなくても寒いですから、皆さん分厚いコート着てますし.
電車に限らず乗用車の車体もやけに大きいのが走っています.我家のまわりのバックロードは道路のはばがせまいので、自分のレーンにはまりきらない大型車がたくさん走っています.さて、この人たちは道路を広げることを要求するのでしょうか.
しかし、新しい車両にするにも、道路の幅を広げるにしてもお金はかかります.市の予算が少ないところも多いだろうし、税金を上げることには皆反対だし、さて、どういう進展をくりひろげるのやら...
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